右膝の裏に水が溜まって、しゃがんだり立ち上がるのが痛かった人の症例

S.Nさん

S.Nさんが当院に来院された経緯

【主訴】
右膝の裏(外側)がしゃがむ、立上がるの動作で痛い。
膝窩嚢胞(ベーカー嚢胞)あり。

【その他の症状】
肩こり、腰痛

初回の問診

Sさん、お久しぶりですね。

今回はどうされたんですか?

最近、右膝の裏が痛くなってきて。

しゃがんだり、立ち上がるのが痛くて。

そうなんですね。

いつからですか?

2ヶ月くらい前からなんですけど、痛みがひかなくって。

他にこうすると痛いって動作はありますか?

今はそれくらいです。

わかりました。

じゃあ、ちょっと診てみましょうか。

はい、お願いします。

検査の結果

検査の結果

・腎

・腸

・骨盤

・右足関節

・右膝

・頸椎

 

に問題あり。

これらを施術で調整していくことにしました。

 

治療内容と経過

<初回>

腎、腸、骨盤、右足関節、右膝、頸椎を調整。

 

施術後、肩こり、腰、右膝の痛み消失。

立ち座りの時に下肢を捻る癖があるので正しい使い方を説明して初回終了。

 

 

<2〜3回目来院時>

肩こり、腰痛は無し。

右膝は前回の後良かったが、

日にちが経つと徐々に痛くなってきた。

 

前回と同様の行い終了。

まだ癖があるのでもう一度復習。

 

 

<4回目来院時>

右膝の痛みは無く、違和感程度。

膝窩嚢胞もほぼわからないくらい縮小。

 

前回と同様の施術を行う。

 

 

<5回目来院時>

右膝の違和感も消失。

膝窩嚢胞もわからないまで縮小したので、

最後に足の使い方をもう一度復習して卒業。

 

 

今は月に1〜2回定期的にメンテナンスで通院中。

施術者の感想

今回は膝裏の痛み。

膝窩嚢胞(ベーカー嚢胞)という滑液胞に水が溜まったものでしたが、やはりそこに原因はなく、骨盤や足首の歪みなどが原因でした。

 

この患者さんは立ち座りの時に下肢を捻る癖があり、それが原因で足首や骨盤が歪み、膝の動きを制限していたのでしょうね。

動きの悪くなった膝は膝裏の膝窩嚢胞に水が溜まり、それが痛みとして現れたんですね。

 

膝窩嚢胞も「水を抜いた」とよく聞きますが、治らずに一時凌ぎになってしまうのはこういう原因の部分に何も施していないからなんですね。

 

もし膝裏の痛みが治らなくてお困りでしたら、ぜひ一度当院の整体を受けてみてください。

膝以外の所も診る必要があるかもしれませんよ。

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