脳外科、耳鼻科の検査で「異常なし」と診断された『立ちくらみのめまい、ふらつき』が整体で改善していった経緯

O.Mさん

O.Mさんが当院に来院された経緯

【主訴:立ちくらみのようなフラッとするめまい】
10ヶ月前に友人と出かけていた時、急にフラッとめまいが出だした。
その後、長く歩いた時や車の乗車中、疲れた時にめまいが出るようになった。

脳外科、耳鼻科で検査をしても異常なしと診断され、経過観察。
一向に改善しないため当院を受診。

【捕捉】
喘息、バセドー病の既往あり。

初回の問診

Oさん、はじめまして。木本です、よろしくお願いします。

では、Oさんのこれまでの経緯を聞かせてください。

10ヶ月くらい前に友達と遊びに行ってたら急にフラッてめまいがして、それからめまいが治らないんです。

 

脳外科と耳鼻科に行って検査してもらったら「異常なし」って言われたんですけど、まだめまいも出てるし、これって治らないんですか?

「異常なし」って言われたんですね。

大丈夫ですよ。

 

病院で言う「異常なし」というのは「脳や耳に異常はなかったですよ」ということなので、他の部分でトラブルがないってことではないんですよ。

 

Oさんは、めまい以外で体の不調って何かありますか?

気のせいかもしれないんですが、首や肩が重くなるとめまいがでるような気がします。

首や肩が重くなるとめまいが出やすいんですね。

 

他に不調はないですか?

内科にかかっていることとかは?

今は数値が安定してるけど、バセドー病の薬飲んでました。

あと喘息もたまにでます。

バセドー病もあったんですね。

わかりました。

 

ではどこが悪いか実際にチェックしていきますね。

検査の結果

検査の結果

・首、肩の筋肉

・肝臓

・副腎

・胃

・腸

に反応。

 

施術でこれらを調整していくことにしました。

治療内容と経過

首、肩を触ってみると筋肉がパンパンに張っていて可動域も狭くなっている状態。

腹部を触るとお腹もカチカチ。

最初に頸椎を整えると、首や肩は少し緩んだが大きな変化なし。

次に内臓(肝臓、副腎、胃、腸)の調整でお腹だけでなく首や肩の筋肉が緩み、可動域も改善。

2回の施術でめまいはほぼ出なくなり、4回目の施術で完全にめまい消失。

現在もめまいの予防として定期的に通院中。

施術者の感想

脳外科や耳鼻科で検査しても原因は分からず、10ヶ月もめまいやふらつきを我慢されていました。

確かに内臓の疲労は脳や耳の検査ではわからないもの。

 

『脳や耳に異常がない場合』は他に必ず原因があるので様子を見るのではなく別の角度から原因を探すことが大事。

ただし内臓の疲労があっても血液検査で数値の異常が見られないこともある。

 

でも触ると内臓や体の硬くなった状態はわかるはず。

数値や画像だけに頼らず、見て触って診察してくれる先生が増えるともっと多くの患者さんが助かるはず。

 

今回のケースは闘病による薬の副作用が原因で内臓が硬くなり、血流障害を起こしためまいでした。

 

めまいは割と早い段階で消えましたが、

もうすぐ薬の治療を辞めれるそうなので、

それまでメンテナンスでフォローしていくことになりました。

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